皮切りドクターへの道・序章

美容外科の医師というのは多くは元々は他科である程度の研鑽を積んで転科という形で門を叩くことが多いです。まあ、中には初期研修後にそのまま飛び込む猛者もおりますが…

私ももともとは初期研修後に某大学病院の某科に入局してそれなりにトレーニングを積んでいったものです。じゃあなんでそのままそこに属していなかったのか?

それは未来がない、このままここにいても仕方がないと悟ったからです。

まず理由の一つ。どう考えても労働に対する対価が割に合っていない。とまあこういうこと言うと正義ヅラした外野から医者の癖に金にうるせえぞ!と文句が飛んできそうですが、大学病院のヒラ医者の給料はハッキリ言って看護師より安いです。医者も聖人ではないので給料が出ないことには馬車馬のように働きたくなんてありません。

ほぼ休みなく働いてるのに時間外労働は10~20時間までしかつけてはいけないと言われました。時間外労働入れても大学からの給料は20数万といったところでしょうか。舐めてますね。

よく知ってる方は「医者はそれ以外に外勤(バイト)でそれなりに稼いでるだろ」と言いますが、それありきで大学からの給料をバランス取ってる時点で何かおかしい気がします。

外病院に出向している時はその病院からの給料になるので大学にいるよりは増えますが、まあそれでもどこかで頭打ちになります。

理由その二、これはまあ医局によるかと思うのですが、いろんな意味で格差が生じます。大学の医局というのは皆さんが思っている以上に地元開業医の先生との繋がりというか腐れ縁というのが強いものです。そうなるとそこの関係者、子弟などはいろいろな面で優遇されます。下手すると出身大学の入局者よりも優先されているように見えました。まあ、話がこじれるのであまり多くは書きませんが…

とりあえずこのままこの医局にいてもただのソルジャーで終わるだろうなと。開業しようにもその頃には既にパイはないでしょう。旨味もへったくれもありません。

ちゅうわけで、医局を抜けて新しいことでもやろうと思ったのがこの世界に飛び込んでいった流れであります。

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